認知症と意欲低下の関係

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認知症と意欲低下の関係について

認知症の意欲低下

 

認知症と意欲低下という症状の関係についてご説明します。

 

認知症の方の中には、着ている服が汚れたままという方が、わりと多く見られます。

 

もちろん、汚れているかどうか、洗濯した物かどうかがわからなくなっている場合もあります。

 

しかし、認知症の症状である「意欲低下」によって身だしなみに無関心になっていることも考えられるのです。

 

また、意欲低下が起きると、「何もしていない時間」が増えるなど、何事に対しても無関心になってしまいます。

 

その他にも、好きだった趣味に興味を示さなくなったり、話好きの人が無口になったり、「食欲の低下」「不眠」など、様々な症状が出てきます。

 

そして、ここで間違いやすいのが「認知症」と「うつ病」です。

 

実は、うつ病にも前述のような諸症状が現れることがあるため、対応を間違ってしまう恐れがあるのです。

 

ただし、うつ病は適切な治療によって回復する病気でもあるので、迷ったら専門医の判断を求めましょう。

 

なお、「抑うつ状態」というのは「継続的ではない、うつ症状の出現」を指します。

 

それに対して「うつ病」は、抑うつ状態が続いている場合というのが目安となります。

認知症の意欲低下と薬の関係

認知症に端を発した意欲低下は、病気によるものだけではなく服用している薬の影響の場合もあります。

 

認知症の方々は高齢ということもあり、種々の薬を服用していることが数多く見受けられます。

 

その中にも、抑うつ状態(進行するとうつ病)を引き起こして意欲低下の症状が現れることがあります。

 

具体的に言うなら、免疫性疾患などに使う「ステロイド剤」や「降圧剤」、「抗がん剤」などがそれに当たります。

 

もちろん、発症の確率としては高いものではありませんが、リスクの有無を知っておくことは大事だと思います。

 

認知症の方が置かれた状況や、諸症状を見ながらの判断を、怠らないようにしましょう。

認知症の意欲低下への対処法は?

認知症の意欲低下への対処法は、どのように考えればよいのでしょうか?

 

アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症では、初期の頃に意欲低下の症状が多く見うけられます。

 

認知症の初期と言えば、「徘徊」や「物忘れ」などを思い浮かべる方が多いと思いますが、初期については意欲低下の方が割合は多いかも知れません。

 

認知症による意欲低下は、最初の頃は、特に日常生活に支障をきたすことがあまりありません。

 

そのため、ご家族の方も負担に思うことが少なく、その症状に気づきにくいとも言えます。

 

しかし、それを放置しておくと認知症のご本人が体を動かさないため、体力が低下していきます。

 

その結果として、益々意欲低下の症状が進んで認知症が重度化しやすくなるのです。

 

その反面、認知症の意欲低下は、できるだけ早期にデイサービス等を使って本人の活動性を上げれば、症状改善されることも多いです。

 

症状には、「不安感が強く現れる」ということもあります。

 

ですので、以前は前向きで明るい性格だった高齢者がやたらとマイナス発言を繰り返す時などは、認知症の検査を受けるなどの対処を考えるのも良いと思います。

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