認知症の6大リスクとは?

認知症の6大リスクについて

認知症の6大リスクという言葉をご存知でしょうか?

 

日本国内はもとより、海外でも認知症の研究は積極的に行われています。

 

そんな中で、認知症の発症リスクを高める病気、または生活習慣などが分かって来ており、大きく6つに分けられています。

 

これらを未然に防ぐことは、すなわち認知症を予防するということにもつながると言えます。

 

ここでは、認知症を発症させやすいと言われる「6大リスク」についてご説明します。

認知症の6大リスクとは?記事一覧

高血圧が原因の疾患と認知症との関係で、真っ先に思い浮かぶのは、脳血管性認知症(のうけっかんせいにんちしょう)ではないでしょうか。慢性的な高血圧により、常に脳の血管にも負担が掛かり、血管壁も弱くなってくるため、脳出血や脳梗塞を起こすリスクは高まります。それが原因となって脳細胞が死滅し、結果、「脳血管性認知症」を引き起こすことになるのです。この認知症は、アルツハイマー型と発症率を二分するほどの多さです...

糖尿病と認知症の関係について、ご説明します。世界的規模で見た「糖尿病患者数」は、なんと4億人に迫る勢いだと言われています。日本国内だけをとってみても(予備軍も含め)約950万人とけっして少ない数字ではありません。糖尿病の三大疾病といえば「網膜症・腎症・神経障害」ですが、最近ではここに認知症も含まれるようになっています。通所介護施設にいらっしゃる方の中には「インスリン注射」を持参し、自己注射をしてい...

認知症と間違われやすい病気の一つに「うつ病」があります。うつ病の症状には、認知症の症状に似たものがいくつかあります。そこで両者の違いをよく知ることが、認知症の初期を見逃さずに「早期治療」へつなげる手立てとなりうるのです。うつ病の前段階として、「抑うつ状態」と呼ばれる状態があります。これは一時的、短期的にうつ症状が出ている場合で、まだ病気とは診断されない状態です。うつ病の症状には、「やる気の減退、妄...

認知症と喫煙リスクについてご説明します。「タバコは害である」という風潮になってからだいぶ経ちますが、以前「喫煙が認知症を予防する」と唱えた研究者がいます。ところが、それはデタラメともいえる稚拙な統計から導き出した結果であって、いまや「喫煙が認知症を誘発する」という説が是認されています。もとより、喫煙は循環器系の病原と捉えられていますが、脳血管も循環器の一部分であり、その悪影響を受けないわけはありま...

認知症とお酒(アルコール)の関係についてご説明します。「酒は百薬の長」とはよく言いますが、それはあくまでも適量を摂取した場合のことです。当然、お酒を飲みすぎれば体に悪影響を与え、場合によっては「アルコール依存症」を引き起こすことはよく知られています。ところで、「アルコールが認知症の原因にもなり得る」ということをご存知でしょうか?アルコールの多量摂取は脳を萎縮させ、その上、記憶力や学習能力を低下させ...

認知症は高齢者の病気と思われがちですが、中には若くして発症する認知症もあるのです。そのひとつが、「頭部外傷性認知症(とうぶがいしょうせいにんちしょう)」と呼ばれるものです。頭部外傷性認知症は、外傷が原因とされるために、年齢に関わらず起こる可能性があるわけです。外傷と言うと頭部に傷が出来て、出血して・・・というイメージが浮かぶかもしれません。ところが、そのような傷が見当たらない場合でも、数ヵ月後に症...

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