認知症と年齢の関係

認知症と年齢の関係について

認知症と年齢というものは、切っても切れない関係性があります。

 

当然のことながら、年齢が高くなればなるほど、認知症の有病率は上がっていきます。

 

では、認知症の「年齢別統計」を見てみましょう。

 

65〜69歳の認知症有病率を1.5%とすると、85歳以上の認知症有病率は、その18倍ほどの27%以上にもなっています。

 

年齢が5歳上がるごとに、有病率は倍増していく形をたどっています。

 

そんな中、64歳以下での「認知症の発症率」も増えてきているのが現状です。

 

厚生労働省では、64歳以下で発症した認知症を「若年認知症」と定めており、認知症発症の平均年齢は、約51歳となっています。

 

また、認知症の人の割合は、女性より男性の方が多いとされています。

 

発症する種類としては、「アルツハイマー型認知症」と「脳血管性認知症」が圧倒的な割合を占めています。

年齢による認知症の分類

厚生労働省の場合、64歳以下での認知症発症を「若年認知症」と定義していますが、日本認知症学会では、年齢別にもう少し細分化しています。

 

  • 18〜29歳での発症・・・「若年期認知症」
  • 40〜64歳での発症・・・「初老期認知症」
  • 65歳以降での発症・・・「老年期認知症」

 

と分類しています。

 

若年性認知症の場合、本人も家族も「この若さでまさか?」という思いが、どうしても脳裏をよぎるようです。

 

また、医師も先入観からか、「別の病気」を想定することも多いため、「認知症の確定」が遅くなりがちなのです。

 

なお、認知症の患者は、今(2015年現在)から10年後には、700万人を超え、65歳以上のナント、5人に1人に上ると言われています。

 

今後ますます「認知症介護」における社会制度の改善が必要になってくるのはもちろん、ご家族内での意識の向上が不可欠となる時代と言えるのです。