脳血管性認知症にイチョウが効くの?

脳血管性認知症にイチョウ葉エキスが効くの?

脳血管性認知症にイチョウはどうか?

 

脳血管性認知症にイチョウの葉が効果的だと言ったら、驚く方は多いかも知れません。

 

実は、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方にたいして、「イチョウ葉エキス」が症状の改善に効果的だと言われているのです。

 

なぜ、イチョウ葉エキスは、脳血管性認知症などの認知症改善に効果を発揮するのでしょうか?

 

ここでは、脳血管性認知症に対するイチョウ葉エキスの効果性や使い方についてご説明します。

脳血管性認知症にイチョウ葉エキスが効くと言われる理由は?

脳血管性認知症にイチョウ葉エキスが効くと言われるのには、いくつかの理由があります。

 

一つは、脳への血流を増やしてくれることです。

 

イチョウ葉エキスに含まれるフラボノイド(黄葉の黄色い色素)は、ポリフェノールの一つです。

 

そのため、脳や毛細血管の血流がよくなり、血栓ができにくくなる効果もあります。

 

これは、脳血管性認知症にとっては、非常にありがたいことですよね。

 

もう一つは、イチョウ葉エキスが持つ独自の成分「ギンコライド」の抗酸化作用によって、脳の細胞が受けたダメージを回復させ、脳細胞の老化を防ぐと言われているからです。

 

ファイトケミカルと同様ですね。

 

そして、もう一つは神経伝達物質の伝達を向上させてくれることです。

 

脳血管性認知症の方は、神経伝達物質の分泌が少なく、伝達が不足しています。

 

そんな神経刺激の伝達を、イチョウ葉エキスが助けてくれると言われているのです。

脳血管性認知症にイチョウ葉エキスを活用するには?

脳血管性認知症にイチョウ葉エキスを活用するには、どうすれば良いのでしょうか?

 

それには、脳の機能を高める成分といわれているDHAや、血液や血管の健康に効果がある成分EPAを一緒に取り入れることで相乗効果を発揮します。

 

まず、EPA(エイコサペンタエン酸)は、血液の性状を健康に保ち、血栓をできにくくしたり高脂血症を予防します。

 

その結果、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防する働きをすることがわかっています。

 

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や網膜などの神経系に豊富に含まれている栄養素です。

 

EPAが多く含まれている青魚には必ずDHAが含まれています。

 

イワシや鰆、サバ、マグロなどには、ずば抜けて多くのEPAとDHAが含まれています。

 

エゴマ油やアマニ油(αリノレン酸)は、体内でDHAやEPAに変換されます。

 

イチョウ葉エキスを摂取するためには、サプリメントで摂るのが一般的のようです。

 

イチョウ葉エキスのサプリは、先に述べたEPAやDHAを配合し、相乗効果を期待した商品もあるようです。

 

ただし、イチョウ葉エキスのサプリと薬の併用には注意が必要です。

 

ワーファリンなどの抗血栓剤と併用する際は、血が止まりにくくなる恐れもあるため、必ず医師に相談してから飲用しましょう。

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