脳血管性認知症に「性差」はあるのか?

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脳血管性認知症に「性差」があるのか?について

脳血管性認知症の性差

 

脳血管性認知症が発症する割合に「性差」、つまり男女による差というのはあるのでしょうか?

 

まず、脳血管性認知症は、認知症の中で20%を占めると言われています。

 

アルツハイマー型認知症の次に多い認知症が、脳血管性認知症という事です。

 

脳血管性認知症は、脳血管障害が原因で発症しますが、性差で言うと、男性のほうが女性の1.9倍かかりやすいと言われています。

 

好発年齢(かかりやすい年齢)も、50~60代と若年層で発症することも多い認知症です。

 

では、どうして脳血管性認知症には「性差」があるのでしょうか?

脳血管性認知症に性差が起きる原因は?

脳血管性認知症に性差があるのは、その原因が「脳血管障害」であることがあげられます。

 

つまり、脳血管性障害の発症率そのものに「性差」があるのです。

 

基本的に「脳血管障害」などの生活習慣病に対しては男性の方がハイリスクだと言われています。

 

特に、「高血圧」や「肥満」に関しては性差が大きく、女性よりも男性の方が多くなっています。

 

その理由は、皮下脂肪がつきやすい女性にくらべて、男性は内臓脂肪がつきやすいからだと言われています。

 

メタボリックシンドロームという言葉をよく聞きますが、男性は脳血管障害につながる肥満の方が増えてきているという現実があるのです。

 

認知症のタイプ別の性差は、女性はアルツハイマー型認知症が多く、男性は脳血管性認知症が多いといわれています。

 

その理由の一つには、もともと脳サイズが大きい男性の方が脳の予備能力が大きいことがあげられます。

 

大脳皮質全体が侵されるアルツハイマー型でなく、局所的に脳が侵される脳血管性認知症が男性に多いのもその理由で納得できます。

脳血管性認知症の「性差」への対策は?

脳血管性認知症の性差には、その原因となる脳血管障害などの生活習慣病が大きく関わっていることは前述しました。

 

中年期では、男性の方が生活習慣病のリスクが高いことがわかっています。

 

しかし、更年期以降の女性も、女性ホルモンの減少などの理由で生活習慣病にかかりやすくなっているといえます。

 

また、近年、女性の社会進出の影響で「喫煙者」が増えていることは、心筋梗塞の危険性が倍増している理由の一つです。

 

糖尿病は男性に多く、糖尿病予備軍は女性に多いと言われています。

 

高齢になると性差関係なく、脳血管障害へのリスクは高まり、同時に脳血管性認知症のリスクも高くなります。

 

ある程度の年齢になってきたら男女の性差を意識することなく、普段の生活習慣の見直しやストレス発散の方法を考えるなど、脳血管性認知症予防となる生活改善をしましょう。

 

中年期のころからのバランスのとれた食事や運動が脳血管性認知症の予防となります。

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