アルツハイマー型認知症になりやすい人はいるの?
アルツハイマー型認知症になりやすい人がいるのかどうか?・・・ということについては、気になる方も多いことでしょう。
性格、体質、遺伝などなど・・・
ある程度の年齢になると、自分がアルツハイマー型認知症になりやすいかどうかが気になるからです。
では、アルツハイマー型認知症になりやすい人がいるのかどうか?また、いる場合はどんな人でしょうか?
ここでは、そんな疑問についてご説明したいと思います。
アルツハイマー型認知症になりやすい人は、どんな人?
アルツハイマー型認知症になりやすい人とは、どのような人でしょうか?
それを明確にするために、まずはアルツハイマー型認知症になるリスクについて見て見ましょう。
アルツハイマー型認知症の原因といわれるアミロイドβは、発症する25年前から蓄積が始まっていると言われています。
これには、その人の生活習慣が大きく関わっているとされています。
たとえば、糖尿病や高血圧など生活習慣病や、慢性的な睡眠不足も、アミロイドβを増やし、アルツハイマー型認知症のリスクを高めるといわれています。
食生活では、肉や間食の食べ過ぎ、アルコール摂取、野菜が苦手にあてはまる人が、アルツハイマー型認知症になりやすい人と言えそうです。
もちろん、習慣的に運動不足が続いたり、不摂生な生活を送っている人も、アルツハイマー型認知症になるリスクが大きくなります。
性格面でも、几帳面でネガティブ思考、人見知りの人は、アルツハイマー型認知症になりやすい人のタイプに属します。
喫煙者もアルツハイマー型認知症になりやすい人と言われています。
アルツハイマー型認知症になりやすい人への対処は?
アルツハイマー型認知症になりやすい人への対策や対応は、どのようにすれば良いのでしょうか?
まずは、頑張りすぎないように注意することと、ストレスをためこまないようにすることです。
介護者が気をつけることとしては、のんびり過ごせる環境にすることでしょう。
ご家族も環境に配慮しましょう。
極端な肥満や、痩せ過ぎの人も、アルツハイマー型認知症になりやすいといわれています。
ですので、該当する方や家族は、適度な運動と食生活の見直しをすることをおススメします。
喫煙やアルコールはストレスを溜めてしまっては元も子もありませんが、できるだけ控えるようにしましょう。
アルツハイマー型認知症だけでなく、他の老齢期の生活習慣病予防にもなります。
アルツハイマー型認知症予防のために、日頃から、頭を使ったり、適度な運動をしましょう。
アルツハイマー型認知症は、初期のころなら進行を抑えることは可能です。
ご家族の協力で、ゆったり過ごす時間をもち、家族もちょっとしたことは大目に見るなど、余裕を持って接しましょう。