クイズによる認知症予防・改善
クイズで認知症を予防できると言いますが、本当でしょうか?
テレビでは、相変わらずクイズ番組が人気ですね。
最近は、「雑学クイズ」よりも、脳を活性化するクイズ、いわゆる「脳トレクイズ」もよく見かけられるようになってきました。
そのようなテレビのクイズですと、視覚や聴覚を使ったクイズも多いです。
しかしながら、ご家庭ではもっと簡単に認知症予防ができるようなクイズで楽しむのもいいでしょう。
介護施設などではレクリエーションを行いますが、その中でもクイズは人気があります。
もちろん、介護度や認知の状況の違う方々がたくさんいるので、全員が同じレベルで行えるわけではありませんが、「考える、発言する」ということを楽しんでいます。
また、そんな「考える、発言する」というのが認知症の予防、改善に重要なポイントでもあるのです。
認知症予防のクイズのいろいろ
認知症予防や改善に効果的なクイズを、いくつかご紹介してみましょう。
認知症予防クイズ(1)なぞなぞ
答えが難しいいわゆる「難問」よりも、子供向けの「簡単な、なぞなぞ」がいいでしょう。
たとえば「パンはパンでも食べられないパンは?(答:フライパン)」など。
うまくヒントを出して答えを考えてもらいましょう。
認知症予防クイズ(2)漢字のクイズ
決められた部首(簡単な)を使った漢字を、時間内にできるだけ書き出すというクイズです。
たとえば「木へんの付く漢字をたくさん書き出してみる」など。
たまに、見たことのない漢字が出てくることもあるので、パソコンなどでの確認が必要です。
認知症予防クイズ(3)しりとり
しりとりは、「ん」が付いたら負けというのが一般的ですよね。
しかし、認知症予防や改善のために行う場合、最後に「ん」が付いてしまっても、こちらがうまくリードして繋げてあげるのも面白いと思います。
たとえば、出た言葉が「みかん」だったら「ジュース」をくっつけて続けてあげるなど。
点数や勝ち負けよりも、考えながら楽しむということが重要なのです。
これらの他にも、認知症予防に使える「脳トレクイズ」はたくさんあります。
ご家族で楽しみながら、ボケ防止をしてみてはいかがでしょう。