折り紙で認知症予防について
折り紙をすることが認知症に効果的という話がありますが、本当でしょうか?
認知症の予防や改善のために「指先を動かすと良い」というのは今や常識となっています。
ただ、「それはわかるけれど何をしたらいいのか?」と悩む方もいらっしゃると思います。
難しく考える必要はまったくありません。
子供の頃にやった遊びを思い出せばいいのです。
そして、その中のひとつが、この「折り紙」なのです。
折鶴、かぶと、風船、やっこさんなどは、記憶を引き出しながら折れますし、ご家族も教えやすいでしょう。
また、折ったことのない折り紙は、新しいことを覚えようと脳を一生懸命動かすことになります。
そのため、脳の活性化を促し、認知症の予防になるのです。
さらに指先へ神経を集中して折り進めるため、指のリハビリにも効果があります。
認知症に効果的な折り紙の折り方について
認知症に効果的な折り紙の折り方は、定番のものから新作まで様々なものがあります。
現在では、インターネットで検索すれば、そういった折り方を説明したサイトが数多くありますし、書店にも折り紙の本がいろいろ売られています。
あるいは、図書館で借りてみてもいいでしょう。
また、完成した折り紙は台座などを作って飾ってもいいですし、平面的な作品であれば、台紙に貼り、言葉を添えてお孫さんやお知り合いなどにプレゼントすれば、喜びの感情も湧くでしょう。
ご本人にとっての楽しみも膨らみますよね。
さらには、折り紙がコミュニケーションをとる手段になってくれるため、ご家族といっしょに楽しむことのできるレクリエーションにもなります。
折り紙によって、認知症の方々に対しての新しい発見も生まれてくるのです。