前頭側頭型認知症(FTD)の余命は?

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前頭側頭型認知症(FTD)の余命はどのくらい?

前頭側頭型認知症(FTD)の余命

 

前頭側頭型認知症(FTD)の患者さんの余命はどのくらいなのか、気になるご家族の方も多いと思います。

 

同じ高齢者でも認知症がある方の場合、平均余命は短いものです。

 

中でも、前頭側頭型認知症(FTD)は、他の認知症と比べて更に余命が短いと言われています。

 

では、それはなぜなのでしょうか?

 

ここでは、そんな前頭側頭型認知症の余命についてご説明します。

前頭側頭型認知症(FTD)の余命が短いのはナゼ?

前頭側頭型認知症(FTD)の余命がそれほど短いのは、何故なのでしょうか?

 

まず、前頭側頭型認知症(FTD)は、認知症治療に効果が高いアリセプト(薬剤)も効果がありません。

 

前頭側頭型認知症は、発症年齢として64歳以下の人が多く、男女差はほとんどないとお考え下さい。

 

発症した年齢によっても余命は違いますが、だいたい平均で6年くらい、幅は2年~15年とされています。

 

病気が発症して余命2年と言われると、なんだか非常に速く病気が進行しているように感じるでしょう。

 

その理由は、前頭側頭型認知症(FTD)が発症したのが本当はいつなのか、ということがイマイチはっきりしないからでもあります。

 

前頭側頭型認知症は、うつ病や統合失調症と誤診されやすいです。

 

誤診のまま治療を進めて行けば、時間だけは経過していきますので、知らない間に認知症が進行することも考えられます。

 

そのため、余命という判断を下すスタートラインがズレていたりするわけです。

 

また、誤診が多いということは、間違った治療が行われるケースも多いのです。

 

たとえば、前述した前頭側頭型認知症に効果がないアリセプトを処方されて、悪化したケースも報告されています。

 

それほど、前頭側頭型認知症は解明されていないことが多く、診断が難しいのです。

 

認知症と診断されるよりも精神疾患と誤診される事が多いのが前頭側頭型認知症です。

 

その患者さんが一日でも長く快適に生活できる様にするには、周囲でケアする者が病気に対する知識と理解がないとなかなか難しい疾患です。

 

病気の特徴を利用して、安全なケアをして行きましょう。

前頭側頭型認知症(FTD)の余命に対して出来ることや注意点

前頭側頭型認知症(FTD)の余命に対して出来ることや注意点について、5つの項目からお話しましょう。

 

危険を伴う行動は毅然とした態度でやめさせる

 

「歩道に飛び出す」「暴力をふるう」等の行動が続くようであれば、「それはダメです」「やめて下さい」と言葉で言うのは勿論、態度や表情でも意志をキチンと伝える事が必要です。

 

たとえ言葉から理解が出来なくとも、五感で「雰囲気」をつかむ事は出来ます。

 

常同行動をうまく利用する

 

一度決めた事を時刻表の如く繰り返す、常同行動をうまく利用し、一日の行動を紙に書いて壁に貼る等すると、規則正しい生活を送る事が可能となって来ます。

 

しかし、一度決めたルールを簡単には変更できませんので注意が必要です。

 

過ごしやすい環境を保つ

 

騒がしい話し声や、見慣れない物の他、外からの刺激を受けやすい状態になります

 

なので、本人の慣れた環境で刺激やストレスの少ない場所を考える必要があります。

 

馴染みの関係を作る

 

初期は記憶力が比較的保たれているので、馴染みの関係を作っておくと、後々病状が進行してからも、本人にとっては「馴染みの関係」は安心の出来る環境の一部となります。

 

食べ物を管理する

 

「甘い物ばかりを食べる」「あるもの全て口の中に入れる」等の行動が出てくると、肥満や糖尿病・窒息などの危険性が高くなります。

 

本人の目の届く場所に食べ物を置かない等の管理が必要となります。

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