認知症と口腔ケアの必要性

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認知症と口腔ケアの必要性について

「自分の歯がどれだけ残っていて、自分の歯でどれだけ噛むことができるのか?」

 

昨今、このようなことが認知症の発症率に影響を与えているという研究発表がなされています。

 

歯がまったくないよりは義歯でも良いので、「歯を失う原因=歯周病が悪影響を与える」ことが重要なのです。

 

口腔に不具合が生じると、まずは生きることに不可欠な「食事をすること」に影響が出ます。

 

本来なら、噛むことで脳に刺激が伝わり、活性化されますし、食感を味わえることが喜びにもなるのです。

 

また、ハムスターの頬袋のように口腔内に食べ物が溜まってしまうと、それが誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の原因となります。

 

その結果、命に関わる自体を招いてしまいかねません。

 

誤嚥性肺炎とは、肺の中に唾液や胃液と一緒に「細菌」が流れ込むことで発症する肺炎のことです。

 

高齢者が発症する肺炎の約7割以上が、何らかの形で誤嚥に関係しているとも言われています。

 

さらには、不適切な口腔ケアのために発熱の度合いが高くなってしまうという研究結果も出されています。

 

高齢者は「体温調節機能」が低下していてあまり発熱しない分、いざ発熱した場合には、たとえ微熱でも体力を極度に消耗するのです。

認知症の方の口腔ケアの目的と方法

認知症の方の口腔ケアの目的と、その方法についてご説明します。

 

まずは、ガラガラと喉を使ううがいではなく、頬でクチュクチュするうがいを勧めてみましょう。

 

これによって、口腔内に残った「食べカス」の除去ができますし、本人のうがいの上手さで認知症症状の度合いを見極めることもできます。

 

また、入れ歯のケアを放置しておくと「水カビ」が発生し、衛生的にもよくありません。

 

あと、認知症の方は、歯磨きの仕方(歯ブラシの動かし方、コップに水を入れるなど)は覚えているのに、きちんと磨けていないことが多く、注意が必要です。

 

さらに、歯磨き粉と洗顔料を間違えて使ったりすることもあるため、ご家族のサポートは不可欠となるでしょう。

 

ただ、前述しましたように、認知症と口腔ケアは密接に関係することが多いので、しっかりと行うことが大切です。

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