認知症と油の関係

油で予防する認知症とは?

認知症と食用の油との関係についてご説明しましょう。

 

油というのは、摂り過ぎると体によくないのは周知の事実です。

 

ところが、うまく使えばアンチエイジング効果があり、ひいては認知症の予防にもなり得るものです。

 

ここで言う油とは、最近特に注目されている「亜麻仁油」「えごま油」や、根強い人気の「オリーブオイル」などの植物性の油のことです。

 

同じ植物性の油でも、べにばな油、サラダ油、コーン油などは、摂り過ぎると悪い作用の出るものと認識しておくといいでしょう。

認知症に効く食用油やアロマオイルについて

認知症に効く食用油やアロマオイルには、どんなものがあるのでしょうか?

 

亜麻仁油やえごま油には、α-リノレン酸を代表とする「オメガ3脂肪酸」という不飽和脂肪酸が含まれています。

 

そのため、悪玉コレステロールを減少させて血管を健康にしたり、脳の状態を向上させて、認知症を発症させる「危険因子」を取り除いてくれるのです。

 

これとは別に、オリーブオイルには「オメガ9」と呼ばれる脂肪酸が含まれており、加熱に強いため上手に使って摂取していくといいでしょう。

 

また、これらの油のような直接的な効果ではなく、間接的な効果を発揮する油もあります。

 

それは、植物から抽出されたアロマオイルです。

 

中でも、ラベンダー、ローズマリー、レモン、オレンジには大きな効果があったとされています。

 

元々、アロマオイルは、中枢神経や脳細胞に作用して精神を安定させたり、不眠を和らげたりする効能があります。

 

そのため、認知症に何らかの作用があっても不思議ではありません。

 

また、数種類のオイルをブレンドして使うこともできるため、副作用の心配のない認知症予防のオリジナルオイルを作っても良いでしょう。

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