認知症に関わる費用

認知症の訪問看護について

認知症に関わる費用については、多くの方が気にしていらっしゃることでしょう。

 

日本における社会福祉のひとつとして「介護保険」が導入されたのは、平成12年のことです。

 

これは、高齢者介護の金銭的負担増への対策であり、それだけ認知症の方々が多くなっていくことを示しています。

 

認知症確定以前には、診断や検査の費用が必要になります。

 

また、実際に「認知症」と診断されれば、日々の介護費用や施設への入所費用、病院であれば入院費用などの負担が考えられます。

 

介護保険を利用した場合の自己負担率は1割ですが、介護度によっても利用限度額が変わりますし、施設での食事代や日常生活費などにより、自己負担の費用が増加します。

認知症費用の概要について

まず、認知症の検査費用としては、たとえば血液検査、遺伝子検査が2万円程度で、特殊画像検査なども加えると十数万円にもなるため、検査内容によって幅があります。

 

また、認知症と診断された後、掛かってくる費用としては「施設入所費用」であったり、「通所施設費用」、「居宅介護費用」などがあります。

 

これは、介護度やサービスの選択によって変わってきます。

 

住居型施設の入所費用は、月々6、7万円から20万円を超えるところまであり、「施設選び」は、細かなビジョンと検討、リサーチが欠かせません。

 

在宅での介護費用は、平均して「介護保険」から支給される以上の出費があるのが実情です。

 

限度額上限を超えた分に対しては「全額自己負担」となるため、サービスの種類や時間などの「取捨選択」はとても重要となります。

 

このように、介護費用には多様性があるため、専門家への相談は最良の手立てと言えるでしょう。

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