認知症と施設「特養」について
昔、老人ホームと言えば「親を捨てる」という罪悪感に苛まれるほど、世間での認識はとても悪かったものです。
それと同時に、そのような低レベルの施設も少なくなかったようです。
しかし、現在は大きく改善がなされ、雑居施設のような昔のイメージは払拭されてきています。
俗に、「特養」と呼ばれる「特別養護老人ホーム」は、公的な施設であるため安い費用で利用できるというメリットがあります。
ただ、その分、入所のためのハードルは高く、現在も「入所待ち」の方々が相当数いらっしゃるのが現状です。
たとえば、「要介護3以上」の方で家庭での介護が難しく、経済的にも弱い立場の人を優先したりしますし、持病によっては入所を断られることも多々あるようです。
特養に掛かる費用について
特養に掛かる費用について少し触れてみます。
大部屋(多床)タイプと個室タイプでは、基本的に料金は変わります。
大体の目安として、月7~10万円(大部屋タイプ)、10~15万円(個室)程度が相場と考えていいでしょう。
この「特養」という介護施設は、在宅への生活復帰を目指せるレベルの方が入所するのではなく、この施設で生涯を終える方が大部分です。
ですから、人生の最期を迎えるに相応しい施設かどうかを見極め、悔いのない余生を過ごさせてあげたいものです。
そのためには入所前の見学はしっかりと行うことが重要であることは言うまでもありません。
- 「施設の清掃は行き届いているか?」
- 「悪臭が立ち込めていないか?」
- 「職員が質問に適切に親身になって答えられるか?」
など、施設の環境や職員の質を、書面や値段だけではなく「五感」で見極めるといいでしょう。
認知症の人が特養に入れない時は?
特養は、とてもありがたいですし魅力的ですが、なかなか入れないというのが難点といえるでしょう。
そのような場合には、認知症の受け入れ体制のある有料老人ホームを探してみては、いかがでしょうか?
今の時代、快適な老人ホームを探して入れてあげることも、大きな親孝行の一つですよ。
ところが、いざ老人ホームを探し始めると、途端に問題が浮上してきます。
たとえば・・・
- 老人ホームの費用の総額はいくら位なのか?
- 認知症に対する受け入れ体制のあるホームはどこなのか?
- 老人ホームに入った後に通える場所にあるのか?
- 自分の親をあずけて酷いことをされないか?
などなど、様々な不安や疑問、解決したい問題などが出てくるわけです。
また、ふだん仕事がある方の場合、いろいろな老人ホームを自分で調べるのは、かなり大変な作業になるでしょう。
そこでおススメなのが、無料で有料老人ホームの検索や比較ができる【探しっくす】というサイトです。
探しっくすでは、「地域」と「予算」の2つだけ入力すれば、その方に状況に合った老人ホームが一発で探せます。
完全無料で利用できますので、リスクもなく、とても安心です。
一括の資料請求も、もちろん無料なので、仕事で忙しい方でも、気に入った老人ホームをカンタンに確認することができます。
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