4大認知症とは?

認知症の種類 4大認知症とは?

四大認知症

 

認知症の種類が、いくつあるのかをご存知でしょうか?

 

認知症には、大きく分けると4つのタイプがあります。

 

「アルツハイマー型認知症」、「脳血管性認知症」、「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」の4種類で、「4大認知症」と呼ばれています。

 

4大認知症には、それぞれ特徴があり、その対処法なども異なります。

 

ここからは、そんな認知症の代表とも言われる4大認知症についてご説明していきましょう。

4大認知症とは?記事一覧

4大認知症の一つ、アルツハイマー型認知症とは、どんな認知症なのかをご説明しましょう。まず、アルツハイマー型認知症では、「今日、雨は降る?」「いいえ、降りませんよ。」こんな単純な会話が、何度も繰り返されることがあります。アルツハイマー型認知症の特徴的な症状のひとつに、ついさっき言ったことを忘れるといった「短期記憶障害」があります。それも、ご本人は言ったことさえ覚えていないので、「さっきも言いましたよ...

脳血管性認知症(のうけっかんせいにんちしょう)の人には、さっきまで笑って会話をしていたと思ったら、急に怒ったりするのを目の当たりにして戸惑うことがあります。「何か悪いことを言ったかな?」と気になってしまいます。しかし、これは脳血管性認知症によくある「感情失禁」という症状なのです。もちろん、何かが気に障った可能性はあるので、その原因を把握して配慮することも必要なことではあります。また、たとえばメガネ...

レビー小体型認知症の方の場合、「歩きましょう」と促すと返事はするものの、最初の一歩が出ないことがよくあります。また、歩き出しても、非常に歩幅の小さな小刻みな歩行になり、一度止まると再度動き出すまでに時間が掛かります。もちろん、動作が遅いからと言って急かしたり、押したり引っ張ったりするのは厳禁です。それと、ここで一番気をつけたいのが転倒です。高齢者で認知症の方は、受身が取れないために、大きな事故につ...

前頭側頭型認知症(ぜんとうそくとうがたにんちしょう)についてご説明します。昔、「カッコーの巣の上で」という映画がありました。主人公が脳の前頭葉を切除するという、現代では否定されている手術を受けさせられ、何の思考も感情も持たず、言葉も発せない、体も動かせない状態に陥ります。このように、前頭葉には非常に高度な脳機能が備わっているため、そこに障害が起これば人間性に影響が出るのは避けられないことでしょう。...

page top